F-106A

こんばんは。

F-106完成したのでアップしてみます。
これもハセガワのキット。
合わせもよく非常に組みやすかったです。
塗装のほうも我ながら上手くできたかなと。

写真では飛行状態になっていますが、なんで飛行状態にしたのかと言いますと、AIM-47ファルコン空対空ミサイルを搭載した場合、車輪の長さが足りずにミサイルが地面をこすってしまうからです。

飛行状態の方が作るのラクですし(黙

ミサイルハッチの部分。あえてミサイルを満載せず半分空けてみました。

同スケールのF-86と比べるとこんなにビッグ(笑)
この頃の戦闘機は機体にでかでかと描かれた「U.S. AIR FORCE」がイイですよね〜(

F-106Aはもともとアメリカの迎撃戦闘機、F-102Aデルタダガーの発展型として開発され、当初はF-102Bと呼ばれていました。
F-102が音速突破がやっとであったのに対し、F-106の最高速度はマッハ2以上。また地上とのデータリンクで敵を全自動で迎撃することもできました。
全長約22mと、アメリカ空軍の単座戦闘機の中では最大級の大きさだったにも関わらず、強力なエンジンを搭載していたこともあり、良好な加速性能と運動性能をもっていました。

F-106が開発された時代は核兵器マンセーの冷戦時代の真っ只中。この機体に課された役目は、ソ連からやってくる核爆弾を積んだ爆撃機を長距離ミサイルで狙い撃ちすること。
そのため、機関砲は標準装備されず、搭載兵器はすべてミサイルのみ。(もっとも、後に20ミリ機関砲を外付けできるようになるのだが)
しまいには空対空核ロケットなんてものまで持ち出してくる始末。この空対空核ロケット、通称「ジーニー」は核ロケットという名前通り1.5キロトンの核弾頭を搭載した無誘導ロケット弾で、炸裂すれば半径300m以内の敵をすべてこっぱみじんにするという恐ろしい代物でした。
もっとも、こんなもの自国の真上でぶっ放すわけにはいきませんので一度実験で使用されただけのままF-106とともに80年代に退役しました。

さて、というわけで次は何作ろうかな〜と考え中だったり。
もし何かリクエストがあればコメントでお願いします。
ただし値段がめちゃくちゃ高かったりバカでっかいものはちょいと厳しいです(^_^;)

それでは。